組み込みエンジニアの勉強方法
需要が拡大する組み込みエンジニアという職業。どんな風に勉強をすればよいのでしょうか?
未経験から組み込みエンジニアを育て、さまざまな業界の組み込みソフトウェア開発に携わる株式会社アテックの研修講師、武市さんに組み込みエンジニアの勉強方法を伺いました。
プログラミングスキルを
身につけるならまずは書く!
何よりも書くこと。これがまず最初です。
教科書を読んだり、講座を受講したり、その他どんなことをするよりもプログラミングは書くことでしか始まりません。
コードをいじり、上手くいくこと、上手くいかないことを身体で覚えていく。これがプログラミングスキルを学ぶための出発点です。
書いてプログラミングを学ぶ方法
とはいえ、プログラミングを書くにもその環境がなければいけません。
下記のような方法で、プログラミングを書くことを始めてみてください。
プログラミング学習サービス
WEBサイトやWEBサービス、スマホアプリなどでプログラミング学習用のサービスが数多く提供されています。
有名どころで言えば、「Progate」というサービスでは、組み込みシステムによく使用されるJavaの学習コースが用意されていて、基本のコースは無料で勉強することができます。
「ドットインストール」というサイトでは、C言語やJavaの学習動画を無料で閲覧できます。
「Progate」はコードを書いて学ぶことができるので、無料サイトの中でも勉強になるサイトだと思います。
マイコンを動かす
プログラミング言語を勉強していく中で、実際にマイコンを動かすというのは非常に勉強になります。
マイコン(マイクロコンピュータ)は、電子機器を制御するための電子部品。電子工作などが好きな方は、きっと楽しんで学ぶことができます。
入門セットなども販売されており、決して手軽なお値段でというわけではありませんが、実際に手を動かすことでプログラミングを学べる良い機会です。
コードを書くことと同時並行で学ぶなら
書籍・本
参考書などの書籍を読みながら、学ぶこともとても良いことです。
コードを書くことと並行して書籍も読むことで、理解が深まります。
プログラミングスクールに通う
なかなか自主学習が進まない、効率が良くないという場合はプログラミングスクールに通ってみることも一つの手でしょう。
上記でお話しした内容がしっかりカリキュラム化されており、スキルを確実に身につけたいならおすすめの方法です。