向いている人
IoTやAIの進化に伴い、需要が拡大する組み込みエンジニア。
そんな需要ある組み込みエンジニアという職業は、どんな人が向いているのでしょうか?
このページでは、未経験から組み込みエンジニアを育て、さまざまな業界の組み込みソフトウェア開発に携わる株式会社アテックの研修講師、片桐さんに組み込みエンジニアに向いている人を伺いました。
組み込みエンジニアに向いている人
しっかりとコミュニケーションが取れる人
エンジニアと聞くと、一人で黙々と仕事をこなすイメージを持つ方も少なくないのではないでしょうか?しかし、実際には多くの人と協力しながら開発を進めます。
経験を積み、上流工程に関わるようになれば、クライアントに開発内容を説明するなど、同僚だけでなくクライアントとコミュニケーションを取る機会もあります。
そのため、周りと協力しながら仕事を進められる人、しっかりとコミュニケーションが取れる人が組み込みエンジニアに向いているといえるでしょう。
IoTに興味のある人
今後も需要ある組み込みエンジニアになるためには、IoT関連の技術・知識が求められます。5Gが普及することでIoTと組み合わせて、自動運転技術や遠隔治療などの次世代の技術が近い将来に実現するでしょう。
その中核を担う存在が組み込みエンジニアであり、IoT関連の技術・知識を持っていることは強みとなります。
今後あらゆる場面でIoTが活用される機会が増えていくことが予想されます。そんなIot製品に関わり、開発していることにやりがいも感じられると思います。
このことからも、IoTに興味のある人は組み込みエンジニアに向いているといます。
モノづくりが好きな人
組み込みエンジニアはハードウェア、ソフトウェアをセットで開発する職種であり、完成したものを目で確認できるため、モノづくりの楽しさも感じられます。
「どのような仕組みで動いているのか」「どのように作られているのか」などに興味が持てる人は組み込みエンジニアに向いていると思います。
プラモデルの組立や工作が好きな人など、モノづくりが好きな人は、組み込みエンジニアに向いているといえるでしょう。