仕事内容
組み込みエンジニアは、家電や産業機器などに搭載される制御システムの開発などを行うエンジニアのことを指します。
近年、急速に発達しているAIやIoTにおいても、組み込みエンジニアは欠かせない職業であり、組み込みエンジニアとしての活躍の場はとても幅広いものとなっています。
ここでは、そんな組み込みエンジニアの仕事内容を紹介していきます。
多くの現場では、システムの開発を上流工程と下流工程で役割分担をすることが多いため、組み込みエンジニアとなってすぐにすべての仕事内容を行うことはありません。
新人の組み込みエンジニアにおいては下流工程の業務を担当することが多く、経験を積む中で上流工程にも携わるようになります。
それぞれ上流工程と下流工程に分けて、紹介をしていきます。
下流工程
実装
上流工程で設計された内容を元に、実装(プログラミング)を行い、製品を開発していきます。
デバッグ、テスト
実装(プログラミング)したものは、バグや不具合がある場合があります。もちろん製品として納品するためには、バグや不具合があってはいけません。
デバッグ・テスト作業を行い、設計書通りに動くのか?を確認します。
保守
完成したシステムをリリースした後にも、使用状況や様々な要因によって不具合が起こることがあります。
システムのメンテナンスやバージョンアップを行い、実装したシステムが正確に動くように改修や新しいプログラムの実装を行っていきます。
上流工程
製品企画
主にクライアントとどのような製品を開発するのかを話し合いながら企画します。
必要な機能や要望などをまとめて、どのようなプログラミングを行うのか?どれくらいの人員が必要か?などをイメージしていきます。
システム・ハードウェア・ソフトウェアの設計
企画した内容をシステム化するに伴い、システム・ハードウェア・ソフトウェアの設計を行います。